女優・米倉涼子主演のテレビ朝日系「ドクターX~外科医・大門未知子~」や、NHK連続テレビ小説「花子とアン」などを手がけた脚本家の中園ミホさん(57)が、24日放送のTBS系トーク番組「サワコの朝」(土曜・前7時半)に出演し、司会の阿川佐和子さん(63)に高視聴率ドラマの「名セリフ」について語った。
引用元:Yahooニュース
中園さんが脚本を務める高視聴率の連続ドラマ「ドクターX」は、主演の米倉がフリーランスの天才外科医を演じ「私、失敗しないので。」が口癖となっている。
2012年10月から始まった同シリーズだが、「米倉さんのイメージは作れたが、なかなか人物像が固まらなかった」と振り返った中園さん。あの名セリフが生まれたきっかけは、同年のロンドン五輪だった。金メダルを獲得した女子柔道の松本薫が、スポーツキャスター・松岡修造氏のインタビューで「失敗は考えなかった?」の問いに「私、ミスはしないので」と答えたひと言だったという。
「私、この言葉にしびれちゃって。色々なものを我慢して、練習に打ち込んできたと思う…。あの時、夜中にテレビを付けて(試合を)見ていなかったら、ものすごく無口な外科医だったかもしれない」と人気ドラマの秘話を明かした。
「ドクターX」は2014年放送の第3シリーズが全11話すべて20%超え。同年12月18日放送の最終回は27・4%を記録した超人気シリーズ。今年7月放送のスペシャル(視聴率22・0%)を挟み、今クールの第4シリーズ(22日最終回)も10話までの平均視聴率が20%を超えている。